
ノマド的節約術の松本さんが20社以上の宅配古本買取サービスを使い倒した経験をもとに、間違いのない本当におすすめできる古本買取のサービスを厳選して紹介。サービスごとの比較もわかりやすい一覧表でまとめました。
目次
こんにちは。買取サービスを20種類以上使った経験がある、ライターの松本です。
もともと「ノマド的節約術」というブログで買取記事を書いていたところ、Vabooの倉庫見学や取材をさせていただき、その経緯でご縁があり、記事を書かせていただくことになりました。
家の中を思い切って片付けていると、もう読まなくなった本がたくさん出てくることはないでしょうか。本だと買取すれば換金できるし、この機会に売りたいと思うかもしれませんね。
でも、「本を売るならどこがいいのか?」ついつい迷ってしまうもの。
そこでこのページでは、あらゆる古本買取サービスを使った経験から、おすすめできるサービスを比較してみました。
自社サービスも紹介していますが、外部の人間ということもあり、第三者目線で感じたメリットとデメリットも紹介しています。
古本の買取は店舗買取以外にも宅配買取がある!
本を買い取ってもらおうと思ったとき、ブックオフ・古本市場などの店舗に持って行くことを想像するのではないでしょうか。
以前の私も、本を売りたいと思ったときは面倒だけどお店まで本を持っていくか…と思っていました。
ですが、今は店舗での買取以外にも方法があります!
ネットから買取を申し込んで、家まで集荷に来てもらい、そのあとに査定してもらったあと、銀行振込してもらう「宅配買取」があります。
一度、宅配買取の便利さを知るとわざわざ店舗まで持って行くこと自体が面倒に感じてきますよ。それぐらいラクです!
宅配買取のメリット・デメリット
そんな宅配買取について、ざっくりとメリットとデメリットを紹介しますね。
いいところもあれば、そうでないところもあります。
【宅配買取のメリット】
【宅配買取のデメリット】
宅配買取になると、直接店舗に行かなくていいので時間は大幅に節約でき、交通費やガソリン代も節約になります。
今はコロナウイルスの影響も気になると思うので、集荷時以外は誰とも会わずに済むのもありがたいですね。
その分、ダンボールに本を詰める作業や、リアルタイムで換金できないといったデメリットもあります。
査定してもらったあと、納得行かずに返送してもらうときに送料がかかる宅配買取サービスは意外と多いです。
買取価格は、店舗の場合は上限が決まっていますが、宅配買取だと店舗以上の価格で買い取ってもらえることもあります。
逆にまったく値段がつかない本も出てくるので、メリットデメリットどちらもありますね。
おすすめの本買取サービスまとめ
前置きはこれぐらいにして、いよいよ本買取サービスを紹介していきます!
いずれも過去に利用したことのあるサービスばかりでおすすめです。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるので、自分がいいなと思う本買取サービスを利用していただければと思います。
ちなみにここで紹介する本買取サービスは、すべて宅配買取サービスになります。
もしどうしても店舗で買い取ってもらいたい場合は、近くのお店を探して持っていくようにしましょう。
Vaboo
Vaboo(バブー)は、古本・マンガに強い買取サービスです。他にもCD・DVD・ゲームも送れますよ。
5点以上送れば送料無料になるシンプルさや、他の買取サービスにはあまりない返送料無料のサービスもあるため、安心して送りやすいです。
また、買取価格も条件を満たしていれば高額になりやすいです。
毎月、「バブリープライス」の対象商品が異なりますが、こちらに該当しているモノを送ると高く買い取ってもらえますよ!
私も過去にVabooに発売から間もない商品や、バブリープライス対象の商品を送ったときは思ってた以上の高額買取でいい意味で驚いたことがあります!
ただ、ダンボールを自分で用意しないといけない手間はデメリットです。
他の買取サービスだとダンボールを無料で送ってくれますが、逆にとらえると、その分だけ買取価格に反映されやすくなります。
もう1つ、送った本の1冊ごとの買取価格まではわかりません。合計金額だけが分かる形です。
細かい部分で気になるところはありますが、申込画面もわかりやすくシンプルで使いやすい買取サービスですよ!
15時までに申し込むと当日集荷してもらうこともでき、振込までのスピードも早められますね。
振込もはやいときは送ってから2日後だったこともありました。
混雑して遅くなるときも、サイト上で案内があるのも安心できます。
もしVabooの買取が気になったら、以下のボタンを押して詳しくチェックしてみましょう!
【Vabooの特徴まとめ】
- 古本・マンガ・CD・DVD・ゲームの買取に対応
- 5点以上で送料無料
- 振込手数料無料
- 返送料無料
- ダンボールは自分で用意
- 買取明細はわからない
バリューブックス
バリューブックスは、先ほど紹介したVabooの姉妹サービスになります。本の買取はもちろん、漫画・ゲーム・DVD・CDの買い取りにも対応していますよ!
大きな特徴の1つは、買取価格がVabooの50%アップ(1.5倍)になること。
Vabooに送ったときに10,000円だった場合、バリューブックスなら15,000円になります。
ただし、バリューブックスを使うときは1箱送るごとに500円の送料が買取価格から引かれます。でも、買取金額が500円未満の場合は0円になるだけで自己負担は0円ですので、こちらが支払うというケースはありません。
Vabooの50%アップというメリットと1箱送料500円のデメリットを天秤にかけた場合、査定金額1,500円が目安になります。
送る本の合計買取金額が1,500円以上になりそうなら、送料を引かれたとしてもVabooよりバリューブックスのほうが入金額は多くなります。
「1500円以上になるかわからない…」という方は、「おためし査定」「本棚スキャン」を使えばある程度の買取価格がカンタンにわかるので安心ですね。
もしバリューブックスの買取が気になったら、以下のボタンを押して詳しくチェックしてみましょう!
【バリューブックスの特徴まとめ】
- 古本・マンガ・CD・DVD・ゲームの買取に対応
- 買取価格はVabooの1.5倍
- 1箱送料500円
- 振込手数料無料
- 返送料無料
- おためし査定できる
- ダンボールは自分で用意
- 会員登録して使うサービス
- 買取明細がマイページで見れる
駿河屋
駿河屋(するがや)は、高額買取で知られている買取サービスです。実際に私が利用したときも60点ほどで10,000円ぐらいになりました!
↑2014年に買い取ってもらったときの記録↑
駿河屋では「あんしん買取」と「かんたん買取」で2種類の買取方法があります。
あんしん買取を使えば、事前に買取価格の目安がわかるようになっているため、文字通り安心して送れますね。
かんたん買取は、文字通りすぐに送って買い取ってもらえる方法です。
本だけでなく、CD・DVDなども買取できるため、大量に売れるものがある場合は駿河屋がおすすめですよ。
ただし、あんしん買取だと3,000円以上・かんたん買取だと30点以上送らないと送料無料にできません。
振込手数料も必ず発生するため、デメリットもあります。
【駿河屋の特徴まとめ】
- 高額買取になりやすい
- 送料無料:あんしん買取は3,000円以上、かんたん買取は30点以上
- 振込手数料:あんしん買取は880円、かんたん買取は660円
- 返送料は自己負担
- ダンボールは自分で用意
- 買取明細はわからない
買取王子
買取王子は、本買取に限らず幅広いジャンルでの買取に対応しているのが大きな特徴です。60種類以上のジャンルに対応しています。
また、買取にまつわるあらゆる手数料もすべて無料なのもうれしいところです。
手数料無料なのはいいですが、その分だけ買取価格は全体的に下がってしまう印象は否めません。
私も何度か買取王子を使いましたが、そこまで高額ではなかった印象が残っています。
買取価格がそこまでではないデメリットはありますが、いろいろ送れるのは大きな強みなので、本以外に売りたいものが出てきた場合は使いやすいですよ!
振込までのスピードもかなり早いので、即金性を求める場合にも使えます。
買取王子が対応しているジャンルを見るなら、以下のボタンを押してみましょう。
【買取王子の特徴まとめ】
- 1点から送料無料
- 振込手数料無料
- 返送料無料
- ダンボールを無料で送ってもらえる
- 60種類以上のジャンルに対応
- 買取価格はそこまで高くない
- 買取明細はわからない
ブックサプライ
ブックサプライは、本買取を含めたあらゆるジャンルの買取に対応しています。はがき・レターパックの買取なども対応していますよ。
大きな特徴は、購入から1ヶ月以内の書籍を買い取ってもらうときに、購入時のレシートと合わせて送ると定価の50%で買い取ってもらえます。
大多数の本は定価の50%で売れるとかなりお得だと思うので、高額買取を目指す場合は読んだ本をすぐに売るのがコツですね。
送料は査定額が2,000円以上だった場合に無料です。
逆に査定額が2,000円未満だった場合は、1箱あたり送料が500円かかります。
送料を引いた結果マイナスになると逆にこちらがお金を払わないといけない事態になるため、あまりに安い本ばかり送らないように気をつけましょう。
もしブックサプライを使うときは、デメリットの部分を知った上で、いいところだけを利用するようにしてくださいね。
【ブックサプライの特徴まとめ】
- 購入から1ヶ月以内の書籍はレシート同梱で定価の50%で買取
- 査定合計金額が2,000円以上で送料無料
- ダンボールを初回は無料で送ってもらえる
- 振込手数料無料
- 返送料は自己負担
- 買取明細はわからない
hobby man
hobby man(ホビーマン)は、本・CD・DVD・ゲーム・フィギュアなどの買取に対応しています。
20点以上送れば送料無料になります。
(ただし買取点数が10点以下だと1箱1,500円の送料が引かれる)
個人的にhobby manを使ってよかったと思ったのが、買取明細をPDFで送ってくれたこと。
送ったあとの査定結果メールに、1つ1つの商品ごとの買取価格が書いてあってすごく納得感がありました。
また、発売から1年以内の本は少なくとも定価の10%以上で買い取ってもらえます。
- 1ヶ月以内:定価の30%以上
- 3ヶ月以内:定価の25%以上
- 6ヶ月以内:定価の20%以上
- 1年以内:定価の10%以上
まとめ売りで買取価格がさらにアップする可能性もあり、多く売るほどあとで振り込んでもらえる金額が高くなりやすいです。
hobby manの買取の仕組みは、以下から詳しく確認できますよ。
【hobby manの特徴まとめ】
- 20点以上で送料無料
- 振込手数料無料
- 返送料は自己負担
- ダンボールは自分で用意
- 買取明細を教えてもらえる
ブックオフオンライン
ブックオフオンラインは、文字通り買取で有名なブックオフのオンライン版サービスです。
買取では圧倒的な知名度があり、毎月3万人が利用しています。
1点から送料無料で買取依頼できますよ。
手数料など、あまり細かいことを考えずに送りやすいのがいいですね。
また、ブックオフということもあり、本以外のジャンルも買取してもらえます。
そこまで買取価格が高い印象はありませんが、知名度を大事にするならブックオフオンラインになりますね。
【ブックオフオンラインの特徴まとめ】
- 知名度はダントツ
- 1点から送料無料
- 振込手数料無料
- 返送料は自己負担
- ダンボールは自分で用意
- 買取明細を教えてもらえる
もったいない本舗
もったいない本舗は、本・CD・DVD・ゲームの買取に対応しています。
ダンボール・ガムテープまで無料で送ってもらえるため、こちらで準備することが少なくて済みますよ。
本だけを送るときは30冊から送料無料になります。
CDやDVDなどをミックスする場合は20点以上あれば送料無料です。
自分でダンボールを用意できるなら、15時までに集荷依頼すると当日に集荷してもらえるスピーディーさもあります。
【もったいない本舗の特徴まとめ】
- 30冊から送料無料
- 振込手数料無料
- ダンボール・ガムテープを無料で送ってもらえる
- 返送料は自己負担
- 買取明細はわからない
ブックリバー
ブックリバー(BOOKRIVER)は、専門書・医学書・ビジネス書に特化した本買取サービスです。
事前に査定をした上で送らないといけないので、ちょっと面倒ではあるのですが、その分だけ変に一喜一憂することなく使えます。
1冊ずつの買取価格もわかるので、納得した上で買取してもらえやすいです。
査定価格が2,000円以上になった場合は送料無料になります。
使う上のハードルは少しありますが、買取価格は高かったですよ。
【ブックリバーの特徴まとめ】
- 事前査定した上で送るサービス
- 査定価格が2,000円以上で送料無料
- 振込手数料無料
- 返送料は自己負担買取明細を教えてもらえる
ネットオフ
ネットオフは、先ほど紹介したブックオフオンラインに続いて有名な買取サービスです。
本買取を中心ですが、フィギュアやブランド買取などにも対応しています。
大手の買取サービスということもあり、1点から送料無料・振込手数料無料・ダンボールが6箱まで無料なのがありがたいですね。
ただ、私が利用したときはそこまで買取価格が高くなかったです。
本以外にもまとめて送りたいときは、使い勝手がいいですよ。
【ネットオフの特徴まとめ】
- 送料無料
- 振込手数料無料
- 返送料は自己負担
- ダンボールは6箱まで無料で送ってもらえる
- 買取明細はわからない
紹介した本買取サービスを一覧で比較
ここまで紹介してきた本買取サービスの特徴を表で一覧にしてみました。
比較するときの参考にしていただければと思います。
Vaboo | バリューブックス | 駿河屋 | 買取王子 | ブックサプライ | hobby man | ブックオフオンライン | もったいない本舗 | ブックリバー | ネットオフ | |
送料無料の条件 |
5点以上 | 有料 1箱500円 | あんしん買取 3,000円以上 かんたん買取 30点 |
– | 2,000円以上 | 20冊以上 | – | 本のみ:30冊以上 ミックス:20点以上 |
2,000円以上 | – |
振込手数料 | 無料 | 無料 | あんしん買取 880円 かんたん買取 660円 |
無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ダンボール | もらえない | もらえない | もらえない | 無料でもらえる | 初回無料でもらえる | もらえない | もらえない | もらえる | もらえない | もらえる |
返送料 | 無料 | 無料 | 有料 | 無料 | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 | 有料 |
買取明細が出るか | 出ない | 出る | 出ない | 出ない | 出ない | 出る | 出る | 出ない | 出る | 出ない |
買取価格保証 | ◎ | ◎ | – | – | – | ◎ | – | – | – | – |
査定日数 | 2~4日以内 | 2~4日以内 | 商品到着から4~14日程 | 商品到着から1週間程度 | 商品到着後 通常約2営業日 |
3~5営業日 | 集荷から7〜10日程度 | 商品到着から3日以内 | 記載なし (使ったときは3日でした) |
商品到着後最短2日 |
本買取の流れをざっくりと紹介
本の宅配買取サービスを使うとき、初めてだとどんな流れになるのかイメージしにくいかもしれません。
そこで、ざっくりとした流れをまとめてみました。
- 古本を用意する
- 宅配買取サービスに申し込む
- ダンボールを届けてもらう
- 古本をダンボールに詰め込む
- 宅配業者に集荷依頼する
- 古本が入ったダンボールを引き取ってもらう
- 宅配買取サービスから査定結果が届く
- 納得したら振り込んでもらう
「ダンボールを届けてもらう」の部分は、利用する本買取サービスによってあったりなかったりします。
また「宅配業者に集荷依頼する」の部分も、申し込んだ時点で集荷依頼まで完了する本買取サービスもあるため、省略できますよ。
Vaboo・バリューブックス・もったいない本舗などは申し込んだ時点で集荷依頼ができます。
細かな流れは、本買取サービスによって少し異なりますが、大まかにはこの流れで買取を進めていくと覚えていただけたら大丈夫です!
さいごに
一度は手に取った本、手放すときもせっかくなら気持ちよく手放したいのではないでしょうか。
ここで紹介してきた本買取サービスは、いずれもおすすめできるものばかりです。
本を売ることで部屋をすっきりさせて、お金も少しいただき、今後の暮らしを気持ちよくできるきっかけになればと思います。
漫画買取サービスを探している方は、こちらの記事がおすすめです↓